海外でのWi-fi注意点の記事で少しご紹介した『グローカルネット』のWi-fi端末ですが、テストさせていただける機会ができたので使ってみました。
テスト環境は記事中に書きますが、海外での利用でははなく国内での使用になります。
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端末の使い方[設定方法]
端末の向かって左側面にある3つのボタンの一番上を押すとWelcomeの文字が出て起動します。
今回はiPhoneでのWi-fi通信設定を書いておきます。
起動後端末の画面にはWi-fi名とパスワードが表示されます。この状態でiPhoneの設定アプリから『Wi-fi』をタップすると写真のようにWi-fiの候補が表示されるので、『GlocalMe_○』というのを選択。そして画面に表示されているパスワードを入力すれば設定完了です。
一度設定すれば以後端末を起動させた状態ならいつでも同期が可能になります。
端末のスペックと利用した環境
使用端末 | グローカルネットWi-fi G3 |
---|---|
最大通信速度LTE | DL 150Mbps/UL 50Mbps |
サイズ | 126.5✕65✕19mm |
重量 | 240g |
- 利用場所:香川県東かがわ市(田舎)
- 使用端末:iPhone・Mac
- 利用時間:約4時間
- 利用方法:Mac(Youtube垂れ流し)・iPhone(SNSやゲーム)
このような条件下で検証した結果や感想をまとめていきます。
通信速度の比較
田舎なのでどれほどのスピードが出るのかが疑問だったので、自宅wi-fi・ソフトバンク4G・グローカルネットクラウドWi-fiの3つで計測しました。
左から自宅wi-fi・ソフトバンク4G・グローカルネットクラウドWi-fiの順になります。自宅のWi-fiがとんでもなく遅いなんでだろう? 原因究明は一旦置いておいてソフトバンクの4Gが91Mbpsに対しグローカルネットクラウドWi-fi45Mbpsという結果でした。
この速度差によってどれくらい感覚が違うかというと、よくわかりません。というか体感的にあまりわからない程度でした。
またこの通信速度ですが、住んでいる場所等による使用条件で変わってくると思います。取り敢えず私の自宅での速度はこのような結果になりました。
気になる通信量制限と料金
通信料に関しては様々なプランが用意されています。
- 海外:300M・500M・1GB
- 国内固定:3・5・7・10・20GB・無制限
- 国内従量課金:1GBまで〜20GB以上のなかで8段階
ここで通信料についてどの程度の目安かというと、今日15:27〜16:52の間に461.72MB〜769.79MBをMacでのYoutubeの垂れ流しで使用しました。85分間で335.07MBだったので大体1GBを消費するまでにYoutubeの動画を4時間20分見られる計算になります。(HDになると容量が増えるので時間は半分以上減りますが、あくまで参考目安で考えてください)
これを踏まえて自分が利用する毎月のGB数がある程度一定なら国内固定プラン(無制限が最大4,000円)、めちゃくちゃ使う月もあるが全く使わない月もあるという方は国内従量課金0円〜最大4,500円がいいでしょう。
使用感
スピード的なお話をするとDL時は特に気になりませんがMacなんかで重いファイルをアップしたりするのには少し時間がかかる気がします。まぁスマホやタブレット・携帯ゲームなんかで使用する分には問題ないですね。
次にサイズ・重量的な事を言うと126.5✕65✕19mmの240gと特に端末の厚みが気になりましたが、実はこの端末はモバイルバッテリーにもなるのを入れればカバンに入れて持ち歩くぶんには全く問題ないですね。逆にポケットに入れるには大きいかな。
まとめ
今回この端末を使ってみて思ったのは、例えば家族でPC・スマホ✕2台・3DS✕2台を同時に使うような状況を考えると1台持っておいてもいいかなとも思いました。勿論自宅では自宅の無線LANがあるので使用しませんが家族旅行時や妻の買い物に家族で付き合う時、どちらか1方の息子のスポーツの試合の待ち時間なんかに活躍しますよね。
また私の家族は数年に一度くらい妻の帰省でインドネシアにいくので合わせて使えば便利かなと思いました。
またこのクラウドWi-fi端末はSIMは通常不要なのですが、SIMを挿して使用することも可能です。そうなると端末があれば結構自由が効くので料金も自分次第な感じで使えるように思いました。モバイルバッテリーにもなる1台二役というのも結構大きいですね。