新米フリーランスや個人事業主の方で請求書や領収書の発行時の印鑑はどうされてますか?一旦プリントアウトして職印・社印(屋号)をわざわざ押してますか?
それとも電子印鑑でメールで送っても大丈夫なの?と誰も教えてくれない請求書や領収書に押す印鑑の決まりを簡単に解説したいと思います。
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請求書・領収書に印鑑は必ず必要ではない
まず請求書や領収書に対して例外を除き必ず印鑑を押す必要はないんです。
例えばあなたがホームセンターやコンビニなんかで急ぎで文具を購入したとします。その時にレシートでも経費に計上出来ますよね。
また印鑑の種類が朱肉を使うような物でないといけないという決まりも当然ないのが、レシートにシャチハタ印を押されて領収書とされる店舗もあるということです。
ただ企業相手の取引の場合はやはり印鑑を求められる場合が少なからずあります。まぁこれに関しては取引先の決まりにもよりますが、WEB関連企業の場合は電子印鑑でPDF送付でOKのとこも多いですね。
印鑑を押す意味
意味というほどのものかはわかりませんが、その書類の信用度だと思います。
押印されている事で正式に発行されたと信用できる書類という日本の文化からきているのかもしれません。
例外 収入印紙が必要なケース
単純に収入印紙を領収書に貼る場合は割印の必要があります。
収入印紙は受取金額が5万円以上から領収書の発行者は収入印紙を貼り付ける義務が生じます。
その際、収入印紙の端を印で割るように押印します。
ただし、必ずしも押印でないといけないかというとそうではなく、ボールペン(消せないもの)や万年筆でサインを書いて割印代わりにすることも可能です。
例外の例外 領収書を電子発行すれば印紙は不要
普段の生活において認印や実印は持っていると思いますが、個人事業の副業程度で「屋号を決めたからさぁ角印を作るぞ!」とはなかなかなりませんよね。
しかも取引はメールでの請求書・領収書が問題ないなら電子印鑑を作成することをおすすめします。
この電子印鑑はPhotoshopなんかを使っている方なら自分で作成可能ですが、電子印鑑を作成してくれるサービスもあります。
また先日私が記事にしたSmartformというiPhone・iPadで使える見積書・請求書・領収書が作成出来るアプリには、屋号を入力するだけで電子印鑑が作れるので便利です。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめると、請求書・領収書には必ずしも印鑑が必要ではないという事、そして電子文書として領収書を発行すれば収入印紙も不要になるという事。
見栄え・書面の信用のために電子印鑑がおすすめであるという事です。
ざっくりとした解説でしたが、いかがだったでしょうか。
請求書や領収書は相手がいる話なんで全て電子文書というのは無理かもしれませんが、こういった事も知っておけば少しお得に立ち回れるかもしれませんね。